早いもので今日は3月3日のひな祭り。
ももの節句です。
今朝、我が家のテーブルに飾られていた桃の花が一輪つぼみを開きました。
春が近づいてきたのを感じます。
さて、このブログ、年明けに更新して以来2ヶ月が過ぎてしまいました。
1月は『行く』 2月は『逃げる』 3月は『去る』...。
いい訳にはなりませんね。
という訳で(どういう訳?)、年明けからバタバタと忙しくしていました。
そんな1月、2月の現場状況を何回かに分けて3月の最新情報と一緒にご報告したいと思います。
1月情報
さいたま市 浦和区M邸・・・仕上工事・家具工事
寝室の物入れ引き戸の様子。
一番右側は廊下からも使えるように仕切り板を無くしどちらからも使えるようにしました。
広めの廻り階段。
作りつけ洗面化粧台(大工さん製作)
オーダーキッチン(家具屋さん製作)
お施主様のご好意により、2月9~10の3日間、完成見学を開催させて頂きました。
来場者数27組とたくさんの方に見て頂くことができました。
ありがとうございました。
その後、2月17日にお引き渡しとなりました。
3月情報
さいたま市緑区 T邸 木造3階建て
3月1、2日 と2日間で上棟しました。
今回のT邸は、棟梁(大工さん)の手刻みで行いました。
手刻みとは、工場の機械で柱や梁を加工するのではなく、土台や柱・梁の一つひとつに墨(線や印)を付け、ノコギリで切ったり、ノミやカンナで削ったりして建物の骨組みをつくることを言います。この時、棟梁が見る図面のことを『手板(テイタ)』と言います。
『手板』とは、棟梁が設計者の描いた図面を見て、板に加工図(伏せ図)を描いたものを言います。棟梁にとって、この手板が設計図よりも大切になってきます。
榊住建の棟梁達は、この手刻みができる方ばかりです。
また、残念なことですが、今日、手刻みのできる棟梁は少なくなってきたと言われています。
プレカット【手刻みの対語?】
現在の住宅のほとんどがこのプレカットで加工されています。
図面をCAD(コンピューター)で描き、プレカット工場の機械で加工します。
複雑な部分がある時は、工場にいる大工さんが手で加工することもあります。
T邸の刻み作業日数は、約1月半。手間ひまかけました。
機械(CAD)もスゴイですが、今回のT邸は改めて棟梁の素晴らしさを感じました。
T邸 上棟3月1、2日
埼玉 木の家 工務店 榊住建